「つなぐ棚田遺産」特別感謝状が贈呈されました
2024年02月19日
このたび、大田市の若林酒造有限会社に「つなぐ棚田遺産特別感謝状(未来へつなぐ部門)」が贈呈されました。
「つなぐ棚田遺産」感謝状とは、農林水産省が主催し、棚田地域における多様な主体との連携や協力を促進することを目的として、棚田地域の振興等に貢献されている企業等に贈呈するものです。今年度は23企業等が選出され、このうち取組が特に優れているとされた5企業等には農林水産省農村振興局長から特別感謝状が贈呈されました。
若林酒造有限会社は、稲刈り後にユニークな形状の稲ハデかけを行う地域伝統農法ヨズクハデを継承する棚田、西田ヨズクの里で農作業やヨズクハデ製作保存、日本酒の仕込み体験等、16年に渡り地域に貢献をされています。
同社が主体となって立ち上げた有志による地域活性化集団「酒仙蔵人・五郎之会」の永年に亘る継続的取組、会員数が当初の5倍まで成長したこと、棚田地域振興ヨズクハデ保存に関わる労力の軽減に寄与された点が評価されました。
※つなぐ棚田遺産とは
棚田地域の振興に関する取組を積極的に評価し、国民に棚田地域の活性化や棚田の有する多面的な機能に対する、より一層の理解と協力を得ることを目的として、農林水産省が優良な棚田を認定する取組「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」が実施され、県内では令和4年3月に11地域の棚田が認定されました。