室谷の棚田

P1170219棚田の形成

室谷の棚田の多くは、石積みでなく土畦畔で造られており、これは砂鉄を採取するために鉄穴流しが行なわれ、土砂を河川に流さない方法として、窪地を作りそこに土砂を流し込み、その後を田にしたものと云われています。

棚田の枚数

室谷の棚田は、昭和50年代の航空写真により約4,500枚が確認されており、この枚数は国内でも最大規模と評価されていますが、現在はその内の約1,000枚が活用されています。

棚田米の栽培

室谷は、標高599mの大麻山の中腹に位置し、大麻山を源とする清らかな水資源を活用して、エコ栽培による米づくりが進められており、昔から取り組まれて来た土づくりの成果と昼夜の気温差などから美味しいお米が収穫されています。

室谷の棚田空撮映像