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JENESYS交流事業により留学生が田植えを体験しました!

2014年06月09日

5月30日(金)JENESYS吉賀町交流事業によりアジア諸国から来日した高校生・大学生41名が大井谷の棚田に視察・交流に来られました。この交流事業というのは、国の施策として、外交目標の一つ「アジアの強固な連携」の土台を与え、また、アジアにおける良好な対日感情の形成を促進するため、21世紀東アジア青少年代交流計画に基づき、日本全国の自治体がアジア諸国の青少年を受け入れています。そのなかの1町として吉賀町も受入れを行い、2泊3日の行程で交流や視察を行いました。その2日目に大井谷にお越しくださいました。

まずは、助はんどうの会の女性部で構成された棚田工房のみんなで作った昼食をふるまいました。棚田米おにぎりや炊き込みご飯、煮物、サラダなどは10品を超え、食欲旺盛な子ども達が41名もいらっしゃるということで大量に作りました。「大変だけど、人の為に作るっていうのは良いね。やる気が出る。」とお母さん。心をこめて作った昼食会場には棚田工房のみんなの自宅の庭から持ち寄った撫子やポピーなどのお花を活けて、女性ならではの心遣いとおもてなしでお迎えしました。

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(まさか挨拶なんてすることになるとは…留学生たちの「ありがとう」の言葉が行き交います。)

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(みんなでわいわい賑やかな昼食。おかわりもあるよ~。たくさん食べてね。)

昼食を食べた後は、田植えを見学。田植えを初めて見るという留学生が多いので見学だけでも良しとしました。

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(まずは触れてみよう…。ヌメヌメしてる~。底はこんなになってるんだ!)

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(企画課の職員でもありIターンで吉賀町に定住している石黒さん。慣れた手つきで早い早い。みんな、あとでやるんだからしっかり見ててね~。)

そのうち希望者20名が田植えを行いました。慣れない手つきでありながらも見よう見真似でゆっくりと皆で植えていきました。

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ヌメヌメした泥土や足元を泳ぐイモリに驚きを隠せない生徒や、おたまじゃくしと戯れたり、野花の写真を撮る生徒もおり、「母国にも田んぼはあるけど、こんなに石積みの綺麗な田んぼは初めて見た。初めての田植えはとても楽しかった。」と、嬉しいこと言ってくれますね。みんな体いっぱい大井谷の自然を感じたようでした。また来てね。