追谷の棚田は、船通山の麓、八俣の大蛇退治で素戔嗚尊(スサノオノミコト)が高天原から追放されて地上に降りてきた鳥上の地である、奥出雲町竹崎地区に位置しています。この棚田は、「たたら製鉄」の名残で、江戸から明治にかけて、山を切り崩して水の勢いを利用する「鉄穴流」で砂鉄採取をしていた場所で、この砂鉄採取跡地を棚田にし、米作りを行っています。
2014年に「国の重要文化的景観」、2019年日本農業遺産「たたら製鉄に由来する奥出雲町の資源循環型農業」の一部として文化庁、農林水産省より選定・認定され、「たたらの灯」やフォトコンテストなどのイベントを行うなど、交流人口の創出や棚田保全に努めています。
お知らせ
「つなぐ棚田遺産」に選定されました
2022年03月17日
農林水産省が優良な棚田を認定する取組「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」において、追谷の棚田が選定されました。
「「たたら操業」で栄えた良質な棚田米」 | |
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棚田全景 | 田植え農業体験 |
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「源流仁多米」販売 | 棚田ライトアップ「たたらの灯り」 |
力を入れている取組 | |||
農産物の供給の促進 | ◎ | 良好な景観の形成 | ○ |
国土の保全、水源の涵養 | ○ | 伝統文化の継承 | ○ |
自然環境の保全 | ○ | 棚田を核とした地域の振興 | ○ |
「たたらの灯2020」を開催いたします
2020年10月01日
令和2年10月11日(日)~令和2年11月1日(日)の期間、「たたらの灯2020」を開催いたします。
開催期間中、10,000本のライトアップ点灯の他、フォトコンテスト開催や今までの入賞作品の展示なども行います。
尚、ライトアップイベントご来場の際には、コロナ感染症予防対策をお願いいたします。